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【徹底評価】セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドの評判は?

【徹底評価】セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドの評判は?
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  • セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドってどういう商品?
  • セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドの運用成績は順調?
  • セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドの評判は?

独立系資産運用会社セゾン投信が誇る人気ファンド「セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド」の評価や評判が気になっている人もいるのではないでしょうか?

「セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド」は世界最大規模の資産運用会社であるバンガード社のインデックスファンドのみで構成されている素晴らしい商品です。

株式と債券の組入比率も半分ずつとなっており、世界に幅広く分散投資されているので非常にバランスもいいですね。

本記事では「セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド」の基本情報から特徴、運用成績、評判をまとめています。

これから「セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド」に投資をしようか悩んでいる方の参考になる内容となっておりますので、ぜひ最後までご覧いただければ幸いです。

東条翔平
東条翔平

この記事を書いた人

  • AFP資格保有(FP実務経験あり)
  • 過去に大手証券会社に勤務していた経験あり
  • 金融系Webライター

セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドの基本情報

まずは「セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド」の基本情報をまとめました。

ファンド名セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド
運用会社セゾン投信
カテゴリー安定成長
設定日2007年3月15日
決算日毎年12月10日
購入時手数料なし
信託報酬0.57%±0.2%
信託財産留保額0.1%
つみたてNISA対応
iDeCo対応
備考R&Iファンド大賞2021
優秀ファンド賞【投資信託/バランス型(標準)】
最優秀ファンド賞【iDeCo/バランス型(標準)】
〇投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year2020
第4位
【2022/2/23時点】

セゾン投信は「セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド」と「セゾン資産形成の達人ファンド」の2つのファンドを運用しています。

いずれのファンドも2007年3月15日に設定され、決算日も同じ12月10日となっています。

購入時手数料はかかりませんが、解約時に差し引かれるコストとして信託財産留保額が0.1%かかります。

信託報酬は0.57%±0.2%程度という表記になっており、決して高くはないけど最安でもないといった立ち位置ですね。

モーニングスターのレーティングは同じカテゴリー(安定成長)内でリスク調整後のパフォーマンスを比較して上位10%以内のファンドにしか付与されない最高ランクの☆5を獲得しています。

コストも相対的に低く、運用成績も良好であることからつみたてNISAやiDeCoの対象商品にもしっかり選ばれています。

直近はR&Iファンド大賞2021のiDeCo部門バランス型(標準)で最優秀ファンド賞に輝いており、外部からの評価も非常に高いです。

また、投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year2020でも第4位にランクインしていることから多くの投資家に支持されていることが分かります。

セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドの特徴

セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドの最大の特徴は、世界最大規模の資産運用会社であるバンガード社のインデックスファンドのみに投資を行っているということです。

バンガード社は世界で初めてインデックスファンドを個人投資家に提供した会社でもあり、バンガードのファンドの平均経費率は0.09%と業界のローコストリーダーとしての役割を果たしています。

以下の図のように、ファンド・オブ・ファンズの形式で運用を行っています。

セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドの投資対象
引用元:「セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド」目論見書

投資対象は日本を含む全世界の株式・債券で、資産配分比率は株式50%:債券50%を目安としています。

セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドの資産配分比率
引用元:「セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド」目論見書

各地域への資産配分比率は時価総額を勘案して決定しており、上図のようにバランスよく投資がなされています。

決算期ごとの運用成績

セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドの設定日から14期までの運用成績をまとめてみました。

基準価額期中騰落率純資産総額(百万円)
2007/3/15(設定日)10,000645
2007/12/10(1期)10,4644.60%10,504
2008/12/10(2期)6,742-35.60%15,104
2009/12/10(3期)7,82916.10%25,519
2010/12/10(4期)7,753-1.00%32,583
2011/12/12(5期)7,226-6.80%37,748
2012/12/10(6期)8,30915.00%50,743
2013/12/10(7期)11,34736.60%68,517
2014/12/10(8期)13,56119.50%90,887
2015/12/10(9期)13,406-1.10%107,188
2016/12/12(10期)13,181-1.70%126,394
2017/12/11(11期)14,66711.30%153,979
2018/12/10(12期)14,200-3.20%166,494
2019/12/10(13期)15,2687.50%194,260
2020/12/10(14期)16,6519.10%230,238
2021/12/10(15期)19,20615.30%294,071
セゾン・バンガード・バランスファンドの基準価額と純資産総額推移

セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドは設定から数年後にリーマンショックが起こったので、基準価額を10,000円までに戻すのに時間はかかっていますが、それ以降は順調に基準価額は右肩上がりが続いています。

純資産総額も年々増加傾向にあり、15期【2021/12/10】では2,940億円と非常に大きな規模の残高が積み上がっています。

純資産総額の観点から見ても年々人気が高まっており、評判いいことが分かります。

続いてセゾン・バンガード・グローバルバランスファンドの1年、3年、5年、10年といった期間別のトータルリターン、標準偏差、シャープレシオをまとめました。

1年3年(年率)5年(年率)10年(年率)
トータルリターン11.51%10.60%7.34%9.85%
標準偏差7.229.549.0010.54
シャープレシオ1.591.110.820.93
【2022/1/31時点】
トータルリターン
一定期間内に投資商品への投資から得られる総合収益のこと。キャピタルゲイン(譲渡益)だけでなく、再投資された分配金(インカムゲイン)なども含まれる。簡単な式にすると、{利益の合計額/投資コスト(購入価格)}×100で表される。
標準偏差
ある測定期間内のファンドの平均リターンから各リターンがどの程度離れているか(偏差)を求めることによって得られる統計学上の数値。この数値が高いほど、ファンドのリターンのブレが大きくなる(=リスクが高い)。
シャープレシオ
リスク(標準偏差)1単位あたりの超過リターンを測る指標。シャープレシオの数値が高いほどリスクを取ったことによって得られた超過リターンが高いこと、つまり運用の効率性が高いことを意味する。

バランスファンドでありながらも10年といった長期スパンで年率10%近いリターンを上げています。

組入資産の半分が安全資産(債券)になっているので株式型の投資信託と比較すると標準偏差(値動きの幅)も落ち着いていますね。

運用の効率性を示すシャープレシオ安定成長のカテゴリー内では非常に優秀です。

モーニングスターのレーティングは同カテゴリー(安定成長)で上位10%のファンドにしか付与されない最高ランクの☆5を獲得しています。

R&Iファンド大賞2021にて評価されていたり、投信ブロガーから評判も高い理由もこの成績を見れば納得です。

【評判】月次の資金流出入額に注目

セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドの評判を客観的に知るために月次の資金流出入額のグラフを見ていきましょう。

ファンドの資金が流入しているということはセゾン・バンガード・グローバルバランスファンドを購入している人が多くなっているということですし、逆に資金が流出している場合は運用成績に満足できずに解約した、もしくは利益確定等で売りが出ているという風に読み取れます。

以下が2021年10月31日時点のセゾン・バンガード・グローバルバランスファンドの月次資金流出入額のグラフです。

セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドの月次資金流出入の推移
引用元:モーニングスター

直近5年間は一度も資金流出に転じたことはなく、毎月安定して資金が流入しています。

資金の流入額も年々増加傾向にあることから人気が上昇していて、評判も非常にいいことが伺えます。

まとめ:投資家からも支持が厚いバランスファンド

以上、セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドの基本情報から特徴、運用成績、評判を紹介してきました。

改めてまとめると、セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドはファンド・オブ・ファンズ方式で低コストのバンガード社のインデックスファンドのみに投資を行っている投資信託です。

資産配分比率は株式50%:債券50%となっており、時価総額を勘案して世界の各地域へ分散投資されています。

安定成長のカテゴリー内で比較をすると、非常に優れた運用成績を残しており、純資産総額も年々右肩上がりで非常に評判もいいファンドです。

できる限り1本のファンドにまとめて、世界の株式や債券に幅広く長期で分散投資がしたいという方には「セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド」はおすすめできます。

つみたてNISAやiDeCoにも対応していますので、ぜひそちらの制度も併せて活用してくださいね。

本記事がセゾン・バンガード・グローバルバランスファンドへの投資を考えている方にとって少しでも参考になれば幸いです。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

【免責事項】
・本記事は投資に関する情報の提供を目的に作成したものであり、特定の金融商品の勧誘を目的としたものではありません。
・また、特定の商品の勧誘や売買の推奨等を目的としたものでもありません。
・投資は自己責任でお願いします。

ABOUT ME
東条翔平
資産形成に興味を持ち、学生時代にAFP資格を取得。大学4年生からつみたてNISAをはじめ、現在まで継続中。大手証券会社に勤務していた経験あり。