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元証券マンが積立NISAで投資している銘柄(ファンド)の組み合わせはこの3本!

元証券マンが積立NISAで投資している銘柄(ファンド)の組み合わせはこの3本!
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つみたてNISAを始めようと決意したものの、正直どの銘柄(ファンド)を選んだらいいか分からない…と悩んでいませんか?

また、実際につみたてNISAを始めている人はどういう銘柄(ファンド)を組み合わせているか気になる人もいらっしゃると思います。

そんな方々の悩みを解決するために、本記事では私が実際につみたてNISAで組み合わせているファンドを紹介します。

東条翔平
東条翔平
私は2018年1月からつみたてNISAを始めています。また、以前は大手証券会社に勤めていた元証券マンです。

先に結論から述べておくと、私がつみたてNISAで投資をしている銘柄(ファンド)はこの3本です。

私がつみたてNISAで投資しているファンド
  1. 【国内株式】ひふみプラス
  2. 【先進国株式】eMAXIS Slim先進国株式インデックス
  3. 【新興国株式】eMAXIS Slim新興国株式インデックス

これらのファンドに投資をしようと考えた理由についてもしっかり紹介していきますので、ぜひ参考にしていただければと思います。

注意点として、あくまで私個人の考えを紹介しているだけですので、つみたてNISAの銘柄(ファンド)の組み合わせ方には正解がないことを頭に入れておいてくださいね。

世界の株式に分散する考え方を取り入れる

まず、前提となる考え方として世界の株式に分散する方法を取り入れています。

つみたてNISAは10年、20年といった長期で積立投資を行っていくものであり、過去のデータを踏まえると世界の株式に広く分散する考え方が最も合理的だと考えたからです。

世界経済はこれまでも右肩上がりの成長を続けてきましたし、今後も長期的に大きな経済成長が期待されています。

先進国に関して言えば、OECD加盟国全体の実質GDPは2020年時点で約54兆米ドルですが、2060年には113兆米ドルと現在の約2倍の規模に拡大する見通しです。

OECDに加盟していない中国やインド、インドネシア、南アフリカ、ブラジル、ロシアといった新興国はOECD加盟国以上に成長するといった見方も出ています。

このような見方に基づくと、投資対象を日本、米国、先進国、新興国と絞ってしまうよりも世界全体の株式市場に幅広く分散投資する方が取りこぼしもなくて最適だと思いました。

そして、世界の株式に分散するという考え方を取り入れ、モーニングスターの代表朝倉さんが推奨していた「国内株式20%、先進国株式50%、新興国株式30%」の比率を参考に以下の3つのファンドに投資を行っています。

≫【書評】『「つみたてNISA」はこの7本を買いなさい』を読めばファンドの選び方が分かる!

私がつみたてNISAで投資しているファンド
  1. 【国内株式】ひふみプラス(月額8,000円)
  2. 【先進国株式】eMAXIS Slim先進国株式インデックス(月額15,000円)
  3. 【新興国株式】eMAXIS Slim新興国株式インデックス(月額10,000円)

世界株式のインデックスファンド1本にまとめるという選択肢を取らなかったのは、国内株式、先進国株式、新興国株式の比率を自分でコントロールしたかったからです。

積立NISAで銘柄の組み合わせをこの3本にした理由

世界の株式に分散するという考え方を軸に国内株式、先進国株式、新興国株式から1本ずつファンドを選んで投資している訳なんですが、ここではそれぞれのファンドを選んだ理由について紹介していきます。

【国内株式】ひふみプラス

私は国内株式のメインの投資先として「ひふみプラス」に投資を行っています。

「ひふみプラス」はレオス・キャピタルワークスが運用を行っているアクティブファンドです。

アクティブファンドはインデックスファンドよりもコスト(信託報酬)が高いんですが、「ひふみプラス」に敢えて投資をしている理由は以下の2つです。

  • 国内株式のインデックスに期待ができなかった
  • レオスの藤野さんの投資の考え方に感銘を受けた

まず、1つ目の理由が国内株式のインデックスに期待が持てないと感じたことです。

インデックスファンドは日経平均株価やTOPIXといった指標に連動する投資成果を目指しており、良くも悪くも平均を狙った投資手法になります。

日本という国自体の経済成長が大きく望めるのであれば、インデックスファンドへの投資でよかったんですが、日本は長期的に経済成長の余地が少ないと思っています。

なぜなら、日本は少子高齢化という構造的な問題を抱えており、将来的に人口の増加が期待できないからです。

人口の増加というのは長期投資においては非常に重要な視点で、需給双方の観点からGDPの増加に寄与します。

人口が増加していくと需要面では消費の拡大につながりますし、供給面では労働力の増加につながるので経済学的には好循環が生まれていきます。

こういった背景を踏まえて、経済成長の余地が小さい日本企業全体に幅広く投資をするよりもより優良な企業を選別したアクティブファンドの方が長期的に上手くいくのではないかと考えました。

2つ目の理由が、レオス・キャピタルワークスの藤野さんの投資の考え方に感銘を受けたということです。

当時、私は投資のこともよく分かっていない学生だったのですが、藤野さんの著書『投資家が「お金」よりも大切にしていること』を読んだことがきっかけで投資の社会的意義を知りました。

つみたてNISAの対象となっている国内株式のアクティブファンドも様々ありますが、日本で長期投資を普及させようとしている藤野さんに惹かれた部分もありましたし、アクティブファンドの中でも信託報酬が低かったので「ひふみプラス」に投資をしています。

≫【徹底評価】ひふみプラスの評判や今後の見通しは?

【先進国株式】eMAXIS Slim先進国株式インデックス

国内株式については上記で述べた理由からインデックスファンドを用いませんでしたが、今後も長期的に経済成長がある程度見込める先進国株式と新興国株式はコストの低いインデックスファンドを用いています。

中でも先進国株式で「eMAXIS Slim先進国株式インデックス」に投資している理由は純資産総額が十分大きく、信託報酬といったコストも抜群に低かったからです。

≫インデックスファンドの選び方が分かる!選ぶ基準は3つのポイントを意識すればOK!

まず、インデックスファンドは目標としている連動指数が同じであるならば、コストは低い方がいいのが鉄則です。

さらにインデックスファンドであれば、純資産総額が大きければ繰上償還されるリスクも小さくなりますし、規模のメリット(=スケールメリット)によって経費率が抑えられるようになります。

実際に純資産総額の大きいファンドは信託報酬を引き下げているところが多く、「eMAXIS Slim先進国株式インデックス」も信託報酬を引き下げる努力を続けています。

eMAXIS Slimシリーズは業界最安の信託報酬を目指しているので非常におすすめです。

【新興国株式】eMAXIS Slim新興国株式インデックス

新興国株式についても先進国株式と同じ理由で、「eMAXIS Slim新興国株式インデックス」に投資を行っています。

つみたてNISAを始めた当初は「たわらノーロード新興国株式」に投資をしていたんですが、コスト面の観点で「eMAXIS Slim新興国株式インデックス」に切り替えました。

まとめ:積立NISAの銘柄の組み合わせに正解はない

以上、私がつみたてNISAで投資をしているファンドの組み合わせについて紹介させていただきました。

あくまで私がこう思ってこのファンドに投資をしたっていう考えを述べているに過ぎないので、他の人のつみたてNISAのファンドの組み合わせの一例だと思ってください。

つみたてNISAの対象になっているファンドは厳選されたラインナップが揃っていますし、組み合わせ方に正解はないと思います。

本記事を少しでも参考に、納得のいくつみたてNISAポートフォリオを構築していただければ幸いです。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

【関連記事】

以下の記事では、実際に私のつみたてNISAの運用成績を紹介しています。2018年からつみたてNISAを始めて継続した場合、どれくらいの利益が出るのか気になる方はぜひ併せてご覧ください。

ABOUT ME
東条翔平
資産形成に興味を持ち、学生時代にAFP資格を取得。大学4年生からつみたてNISAをはじめ、現在まで継続中。大手証券会社に勤務していた経験あり。