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ホルダーだから語れる「ひふみプラス(ひふみ投信)」の特徴とメリット・デメリットを紹介!

ホルダーだから語れる「ひふみプラス(ひふみ投信)」の特徴、メリット、デメリットを紹介!
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主に日本の成長企業に投資を行うアクティブファンドの中でもここ数年で一気に知名度・注目度が上がっている「ひふみプラス(ひふみ投信)」。

つみたてNISAの対象ファンドでもあり、過去に素晴らしい運用成績を上げているということもあって、興味・関心を持たれている方も思います。

特に以下のようなことについて知りたいと思っていませんか?

つみたてNISAで人気の「ひふみプラス(ひふみ投信)」ってどんなファンド?投資する前に知っておいた方がいいメリットやデメリットって何かある?

本記事では、上記のような悩みを解決するために、ひふみプラス(ひふみ投信)の特徴とメリット・デメリットを紹介していきます。

東条翔平
東条翔平
私自身がひふみプラスをつみたてNISAで活用しているので、ホルダーとしての観点も交えて語っていきますね。

先に個人的な感想を述べておくと、ひふみプラスはしっかりと”守りながらふやす”運用が実践できており、情報の開示もしっかりされているので安心して投資することができています。

ひふみプラス(ひふみ投信)に興味を持たれている方はぜひ本記事を参考にしていただければと思います。

*本記事では「ひふみプラス」について取り扱っていますが、「ひふみ投信」も中身は同じなので、「ひふみ投信」に興味を持たれている方にも参考にしていただけます。

ひふみプラス(ひふみ投信)ってどんなファンド?

ひふみプラスのブランドロゴ【レオス公式HPより】
引用元:レオス・キャピタルワークスHP

「ひふみプラス」はレオス・キャピタルワークス株式会社が提供・販売する投資信託で、2012年の運用開始以来、成長企業の目利き力と柔軟な運用姿勢、また顔が見える運用で高い評価や信頼を得続けています。

日本を根っこから元気にする」というコンセプトを掲げ、主に日本の成長企業に投資をしているアクティブファンドです。

ひふみプラスの基本情報を以下にまとめました。

ファンド名ひふみプラス
運用会社レオス・キャピタルワークス
設定日2012年5月28日
決算日毎年9月30日
購入時手数料3.3%(上限)
*販売会社によって異なる
*つみたてNISAの場合は購入時手数料なし
信託報酬1.078%(純資産総額500億円まで)
0.968%(純資産総額500億円を超える部分)
0.858%(純資産総額1000億円を超える部分)
実質コスト1.191%
信託財産留保額なし
【2021/12/17時点】

ひふみプラス(ひふみ投信)はアクティブファンドですが、つみたてNISAの対象商品にも選ばれています。

つみたてNISAの対象となる商品は、金融庁が定めた一定の条件(コストが低水準、頻繁に分配金が支払われないなど)を満たした投資信託やETFのみであり、アクティブ型の投資信託はたったの21本しか選ばれていません。

つみたてNISAの制度は投資初心者をはじめ幅広い年代の方にとって利用しやすい仕組みになっており、特に少額からの長期・積立・分散投資を支援する非課税制度になっているので利用しやすいですね。

また、ひふみ投信はR&I(格付投資情報センター)による「R&Iファンド対象2020」の投資信託10年部門(国内株式)の最優秀ファンド賞も獲得しており、外部からの評価も高いです。

ちなみに「ひふみ投信」と「ひふみプラス」は同じ「ひふみ投信マザーファンド」に投資しているため、投資方針や組入銘柄等に相違はありません。

「ひふみ投信」はレオス・キャピタルワークスで口座を開設することで直接購入できる投資信託で、「ひふみプラス」は銀行や証券会社などを通じて購入することができる投資信託といった違いがあります。

≫【図解で解説】ひふみ投信とひふみプラスの違いは?どっちに投資すべき?

ひふみプラス(ひふみ投信)の特徴やメリット

ひふみプラス(ひふみ投信)の特徴や投資をする主なメリットは以下の3つです。

  1. 日本や海外の成長企業に投資
  2. ”守りながらふやす”運用
  3. 顔が見える運用

日本や海外の成長企業に投資

ひふみプラス(ひふみ投信)は、日本や海外の成長企業に投資することで、資産(=基準価額)を増やし、日本の未来に貢献しています。

これまでは国内株式への投資が中心でしたが、外国株式にも10%前後の比率で投資を行っています。

国内株と外国株の投資比率であったり、実際にどのような銘柄に投資されているのかが気になる方は最新の月次運用レポートをご覧ください。

”守りながらふやす”運用

ひふみプラス(ひふみ投信)の最大の特徴とも言えるのが、”守りながらふやす”運用スタイルにあります。

守る」というのは、基準価額の変動に伴う不安をできるだけ減らすということを意味しています。

ふやす」は、業種や企業規模に関係なく、将来的に成長が見込める企業を個別に選定するということを意味します。

非常に不確実性の高い株式市場において、この”守りながらふやす”という運用は難しいようにも思えますが、実際にひふみプラス(ひふみ投信)はリスクを抑えながら高いリターンを出しています。

”守りながらふやす”運用を実現するためにアナリストが差別化している点は以下の2つです。

  • 足で稼いだ情報で成長企業を発掘
  • 株式市場の変化に柔軟に対応

まず、レオスの運用メンバーは年間100社以上もの企業を訪問し、社長との対話以外に現場である工場や店舗の視察、製品を実際に使用したり、現場の声などを聞き、ヒトの可能性に着目した定性調査を行っています。

これに企業業績の変化に着目した定量調査を加えて徹底的な分析を行い、市況環境に左右されずに成長できる可能性のある企業を発掘しているのです。

また、ひふみは構成銘柄の配分比率や現金比率を時流に合わせて機動的に変更させることで、リスクの低減と収益の最大化を図っています。

東条翔平
東条翔平
私もホルダーとしてひふみプラスを見ていると、マーケット全体がパニックになったときなどは現金比率を高めるなどインデックスファンドでは取れない柔軟な対応をしていると感じています。

参考:シャープレシオが優秀なひふみ投信

シャープレシオという「(トータルリターン-安全資産利子率)÷標準偏差」の式で表される指標があるのはご存知でしょうか。

このシャープレシオの分子(トータルリターン-安全資産利子率)は超過リターンを示しており、分母(標準偏差)はリスクを示しています。

つまり、シャープレシオは高い数値ほど少ないブレ(リスク)で効率的に収益を獲得していることを示す指標なのです。

ひふみ投信の直近10年(年率)のシャープレシオを見てみると1.16となっており、同じ国内中型グロースというカテゴリー内で1位(39本中)という成績を出しています。【2021/11/30時点】

リスク(標準偏差)は15.31%(3位)と相対的に低く、リターンは17.83%(4位)と相対的に高い成績を上げていることから数値的にも守りながらふやす運用ができていることが確認できます。

先述のとおり、リスク回避局面では現金の比率を高めつつ、割安と判断した際には買いに出動するといった攻守のバランスが取れた運用がこのような結果に結びついているのだと思います。

顔が見える運用

ひふみの投信はセミナーやイベントなどの開催を通じて顔が見える運用を行っているのも大きな特徴です。

毎月、ひふみアカデミーという形で月次運用報告会がなされていたり、半期ごとにひふみの運用報告会というものが開催されています。

東条翔平
東条翔平
私もたまに動画を視聴して運用状況を確認したり、セミナー会場に足を運んだりしていますが、運用している方々の人柄が見れるので安心してお金を預けることができます。

あと純粋に、プロの方々より直接運用の話を聞けるので非常に勉強になっておもしろい学びがあります。

直接運用を手掛けている方々から話を定期的に聞ける投資信託は日本だとかなり少数ですので、自分が投資したものが今どうなっているのか定期的に知りたいという方にはひふみの投資信託はおすすめですね。

ひふみプラス(ひふみ投信)のデメリット

ここまでひふみプラス(ひふみ投信)の特徴やメリットを述べてきましたが、デメリットを感じることもあります。

私が考えるひふみプラス(ひふみ投信)に投資をするデメリットは以下の2つです。

  1. 信託報酬が高い(対インデックスファンド)
  2. インデックスファンドに負ける局面もある

信託報酬が高い(対インデックスファンド)

これはアクティブファンドなので仕方がないのですが、インデックスファンドと比較すると信託報酬が少し高くなります。

信託報酬とは、投資信託を管理・運用してもらうための経費として、投資信託を保有している間はずっと投資家が支払い続けるコストになります。

ひふみプラスの信託報酬はこのように設定されています。

ひふみプラスの信託報酬

純資産総額に応じて信託報酬が低くなる仕組みになっていて、純資産総額が500億円までは1.078%、500億円∼1000億円までは0.968%、1000億円を超えた部分は0.858%と設定されています。

同じタイプのアクティブファンドは信託報酬がだいたい1.6%前後で設定されているものが多いので、アクティブファンドと対比すると信託報酬は抜群に低いです。(この点がアクティブファンドでありながらもつみたてNISAの対象商品に選ばれている要因の1つだと言えます。)

ただ、コストのかからないインデックスファンド(国内株式)であれば信託報酬は0.1%程度のものがあるため、インデックスファンドと対比すると信託報酬が高いのはやっぱりデメリットです。

なお、ひふみプラスはネット証券やネット銀行などコストがかからない販売会社から購入すれば購入時手数料(購入時にかかる費用)や信託財産留保額(解約時にかかる費用)はゼロですので、ぜひそちらを利用するようにしてください。

個人的には「ひふみプラス」に投資をするなら、楽天ポイントが使えて、100円から少額投資ができる人気のネット証券「楽天証券」をおすすめしています。

インデックスファンドに負ける局面もある

ひふみプラス(ひふみ投信)は局面によってインデックスファンドに負けることもあります。

特に高いコストを払っているアクティブファンドの場合だと、インデックスファンドに負け続けるような冴えない成績が続くとSNSやネットの書き込みで叩かれるケースが非常に多くなります。

東条翔平
東条翔平
特に2018年12月の相場暴落時はSNSでかなり叩かれていた印象があります…

本当は長期の視点でひふみに投資をしているのに、SNSや書き込み等を見て不安に煽られてしまう可能性があることには注意しましょう。

実際、ひふみプラス(ひふみ投信)は短期でみるとインデックスファンドに負ける場面も多いですが、長期でみるとインデックスファンドを上回る成績を上げています。

以上の「信託報酬が高い」「インデックスファンドに負ける局面がある」といったデメリットを加味すると、ひふみの運用哲学等に共感して長期投資ができる方にはひふみプラス(ひふみ投信)への投資はおすすめできますが、まだ投資のことをよくわかっていない方であれば無難にインデックスファンドに投資をした方がいいと思っています。

アクティブファンドへの投資はインデックスファンドに投資をして投資のことがなんとなくわかってきてからでも遅くはありませんし、インデックスファンドはコスト面でも評判等にも惑わされる可能性がグッと下がるのでおすすめです。

まとめ:メリットやデメリットを踏まえて投資しよう!

以上、ひふみプラス(ひふみ投信)の特徴やメリット、デメリットについてホルダーの観点から紹介させていただきました。

ひふみプラス(ひふみ投信)は自分たちの足で稼いだ情報をもとにした定性評価と企業業績の変化に着目した定量評価を組み合わせ、相場の時流に合わせて資産配分や現金比率を調整している点に魅力があると思っています。

それによって”守りながらふやす”運用がしっかりと実践できており、レオス・キャピタルワークスが定期的に運用状況等の情報も開示しているので、個人的には安心して積み立てることができています。

ただ、ひふみプラス(ひふみ投信)はアクティブファンドですので、インデックスファンドよりコストは高くなりますし、局面によってはインデックスファンドに負ける場面もあるといったデメリットも覚えておいてください。

しっかりとメリット、デメリットを把握したうえで、ひふみの運用理念に共感し、長期投資を考えている方にはひふみプラス(ひふみ投信)はおすすめできます。

もし、これからつみたてNISAを活用してひふみプラスに投資をしていこうと考えられている方は楽天証券がおすすめです。

ファンドのラインナップもかなり充実していますし、楽天カード払いで積み立てをすると1%のポイント還元もあるのでお得ですよ!

本記事がひふみプラス(ひふみ投信)へ興味を持たれた方の参考に少しでもなれば幸いです。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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以下の記事でひふみプラスの基本情報や組入銘柄、運用成績、評判、今後の見通しをまとめておりますので、ひふみプラスの評価や評判が気になる方は併せて参照してください。

ABOUT ME
東条翔平
資産形成に興味を持ち、学生時代にAFP資格を取得。大学4年生からつみたてNISAをはじめ、現在まで継続中。大手証券会社に勤務していた経験あり。