これからつみたてNISAを始めようと考えているのであれば、絶対に用意しておきたいのがネット証券口座。
対面型の銀行や証券会社でもつみたてNISAの口座を開設することは可能ですが、
- 取扱ファンド数の充実度
- 最小積立金額や積立頻度の柔軟な設定
- 魅力的なポイントサービス
といった観点からネット証券がおすすめです。
しかし、今は優秀なネット証券会社も複数ありますし、各社が提供するサービスも微妙に異なっているので、「どこを選んだらいいのか分からない…」という方もいらっしゃると思います。
基本的にどこのネット証券を選んだとしても投資できる内容は同じですが、ポイントサービスなど人によって最適なネット証券が異なります!
そこで本記事では、つみたてNISAのサービスを提供する主要ネット証券6社を徹底比較しました。
本記事の比較表をもとにそれぞれの証券会社の強みを理解し、自身がよく利用するポイントサービスに紐づいて選んでいただければOKです。
特にこだわりがないのであれば、総合力No.1のネット証券「SBI証券」の口座を開設しておけば間違いないのでおすすめですよ!
【つみたてNISA対応】おすすめネット証券6社の比較表
これからつみたてNISAを始める人におすすめの主要ネット証券6社のサービスを徹底比較しました。
証券会社 | SBI証券 | 楽天証券 | マネックス証券 | 松井証券 | auカブコム証券 | LINE証券 |
口座開設数 | 800万 (2021/12) | 700万 (2021/12) | 200万 (2022/1) | 138万 (2022/1) | 137万 (2022/1) | 100万 (2021/11) |
つみたてNISA 対象ファンド数 | 179本 | 181本 | 152本 | 173本 | 171本 | 9本 |
最低積立金額 | 100円以上 1円単位 | 100円以上 1円単位 | 100円以上 1円単位 | 100円以上 1円単位 | 100円以上 1円単位 | 1000円以上 1円単位 |
積立頻度* | 毎月、毎週、毎日 | 毎月、毎日 | 毎月、毎日 | 毎月 | 毎月 | 毎月 |
ボーナス月設定 | 対応 | 対応 | 対応 | 非対応 | 対応 | 非対応 |
対応ポイント | Tポイント Pontaポイント dポイント Vポイント | 楽天ポイント | マネックスポイント | 松井証券ポイント | Pontaポイント | LINEポイント |
つみたてNISAでのポイント利用 | 対応予定 | 可能 | 不可 | 不可 | 不可 | 可能 |
クレカ積立 | 対応 (三井住友カード) | 対応 (楽天カード) | 対応 (マネックスカード) | 非対応 | 対応 (au PAYカード) | 非対応 |
クレカ積立 ポイント付与率** | 0.5% | 0.2%【2022/9~】 (楽天キャッシュで0.5~1%) | 1.1% | – | 1% *au回線やUQ mobileの活用でup | – |
投信マイレージ | 投資信託の月間平均保有金額に応じて毎月付与 | 投資信託の残高が定められた金額に初めて到達した場合 | 投資信託の月間平均保有残高に応じて毎月付与 | 投資信託の保有金額に応じて松井証券ポイントまたは現金を毎月還元 | 投資信託の月間平均保有残高に応じて毎月付与 | 非対応 |
投信保有による ポイント付与率*** | 0.042% | – | 0.03% | 0% | 0.005% | – |
銀証連携 | SBIハイブリッド預金で普通預金金利が年0.01%に (住信SBIネット銀行) | 楽天銀行の普通預金金利が年0.1%に (残高300万円まで) | – | – | auじぶん銀行の普通預金金利が年0.1%に (au PAY等の連携で最大0.2%) | – |
特徴 | ・ネット証券口座開設数No.1 ・サービスやコスト面でも総合力No.1のネット証券 | ・SBI証券と肩を並べるトップレベルのネット証券 ・アプリの操作がしやすく、無料で使える高機能ツールも充実 | ・通常カードによるクレカ積立ポイント還元率No.1 ・高機能の銘柄分析ツール「銘柄スカウター」が人気 | ・松井証券のオリジナルロドアドバイザー「投信工房」が利用可能 ・電話でのサポート体制が充実 | ・au経済圏のネット証券 ・三菱UFJ×KDDIの共同運営。ネット証券の中でも財務格付けは最高 | ・20代投資家が選ぶ「スマホで使いやすい」ネット証券No.1 ・LINEポイントがつみたて投資に使える |
おすすめ対象者 | 迷ったらSBI証券にしておけばOK! | 楽天経済圏のサービスを利用している人におすすめ! | クレカ積立のポイント還元率を重視する人におすすめ! | ロボアドバイザーなどのサポートを受けたい人におすすめ! | auのサービスをよく利用している人におすすめ! | LINEアプリ1つで資産運用を完結させたい人におすすめ! |
詳細 | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
*積立頻度…つみたてNISAの取引において設定可能な項目を表記
**クレカ積立ポイント付与率…通常カードで低コスト投資信託(「eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)」)を積み立てる場合で比較
***投信保有によるポイント付与率…低コスト投資信託(「eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)」)を保有していた場合で比較
- 【用語説明】
- クレカ積立
- 毎月積立投資をしている投資信託の決済手法としてクレジットカードが利用できるサービス。クレジットカードで決済することによってポイントが貯まるのが魅力。
- 投信マイレージ
- 投資信託の保有残高に応じて毎月ポイントが付与されるサービスをここでは投信マイレージと表記しています。各社によって名称が若干異なります。
- 銀証連携
- 銀行と証券会社の連携サービスのこと。同じグループ内の証券口座と銀行口座を紐づけることによって普通預金金利がアップしたり、入出金がスムーズになるといったメリットがあります。
つみたてNISAを始めるための失敗しないネット証券の選び方
これからつみたてNISAを始めるにあたって失敗しないネット証券の選び方のポイントは以下の3つ。
- つみたてNISA対象の商品ラインナップ
- 最小積立金額や積立方式の設定
- ポイントサービス
つみたてNISA対象の商品ラインナップ
主要ネット証券5社(SBI証券、楽天証券、マネックス証券、松井証券、auカブコム証券)はつみたてNISA対象の商品ラインナップが充実しているので、基本的には問題ありません。
ただ、特定の銘柄によっては証券会社の取り扱いが1社だけしかないというパターンもあったりします。
例えば、FTSE Global All Cap Indexに連動する低コスト全世界株式インデックスファンド「SBI・V・全世界株式インデックス・ファンド」の販売会社はSBI証券のみです。
主要ネット証券であれば低コスト商品は十分揃っていますが、念のため自分が積み立てをしようと考えている商品の取り扱いがあるかどうかは確認しておきましょう。
最小積立金額や積立方式の設定
こちらも主要ネット証券5社に大きな差はありませんが、
- 最小積立金額
- 積立頻度
- ボーナス月設定
に対応しているかどうかも確認しておくと良いです。
対面型の金融機関では最低1,000円からの金額で毎月積み立てとなりますが、ネット証券5社の最小積立金額は最低100円からとなっています。
積立頻度に関しては証券会社によって異なりますが、「毎月、毎週、毎日」から設定可能です。
また、ボーナス月設定などのNISA枠をギリギリまで活用できるような設定があると、年の途中からつみたてNISAを始めても非課税投資枠の40万円を使い切ることができるので確認しておきましょう。
ポイントサービス
主要ネット証券の比較の中でも最も異なるのがポイントサービスの内容です。
つみたてNISAを行うにあたって付与されるポイントはおまけではありますが、それでも投資をしてポイントがもらえるのはお得なので恩恵を受けておきましょう。
自分がよく利用するポイントが貯まるネット証券会社を選ぶのが一番いいと思います。
そして、+αの要素としてクレカ積立や投信マイレージのようなサービスが充実しているとなお良いです。
ただし、主要ネット証券会社のポイントサービスに関しては内容が変更されることが多々あるので、ポイントに振り回されないように注意してください。
チェックポイント
主要ネット証券でつみたてNISAを始める場合、投資商品に大きな差はないので差別化できるのはポイントサービス。ただし、ポイントサービスは条件が変更されることもあるので、自分がよく利用するポイントに紐づいたネット証券を選ぶのが良い!
つみたてNISAにおすすめのネット証券6社を厳選比較!
つみたてNISAにおすすめの主要ネット証券6社の詳細をまとめました。
SBI証券|総合力No.1のネット証券
SBI証券は商品ラインナップやサービスが非常に充実しており、手数料も安い総合力No.1のネット証券会社。様々なポイントサービスにも対応しており、クレカ積立や投信マイレージサービスによってポイントが貯められる点も大きな魅力。
≫【総合力No.1】SBI証券でつみたてNISAを始めるメリット・デメリットは?評判や口コミも調査!
つみたてNISAファンド本数 | 179本 |
最低積立金額 | 100円以上 1円単位 |
積立頻度 | 毎月、毎週、毎日 *主要ネット証券で「毎週」が選べるのはSBI証券のみ |
ボーナス月設定 | 対応 *クレジットカード決済の場合は利用不可。ただ、NISA枠ぎりぎり注文を活用することでつみたてNISA投資可能枠を使い切ることは可能 |
対応ポイント | Tポイント、Pontaポイント、dポイント、Vポイント |
クレカ積立 | 対応(三井住友カード) 通常:0.5% ゴールド:1% プラチナ:2% 【上限:50,000円(毎月)】 |
投信マイレージ | 0.02%~0.25% *(参考)「eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)」を保有していた場合:年率0.042% |
銀証連携 | SBIハイブリッド預金(住信SBIネット銀行) 普通預金金利が年0.01%にアップ |
特徴 | 証券取引におけるサービスが非常に充実しており、株式手数料も安い総合力No.1のネット証券。SBI証券の口座を保有しておけば、つみたてNISA以外の取引でも困ることがないくらいサービスが充実! |
こんな人にオススメ! | 迷ったらネット証券口座開設数No.1のSBI証券を選んでおけばOK! |
*投信マイレージポイント付与率は「eMAXIS Slim全世界株式」に投資をした場合
*年間40万円の投資金額を年利4%で運用できると仮定して投信マイレージのポイントを算出
ちなみに三井住友カードゴールドで投資信託を積み立てると最もポイントが貯まります!
- SBI証券はこんな人におすすめ!
- ・最も利用者が多いネット証券でつみたてNISAを始めたい
・クレカ積立や投信マイレージなど総合的なポイント還元率を重視したい
・「Vポイント」「Tポイント」「Pontaポイント」「dポイント」を貯めたい
迷ったらコレ!総合力No.1のネット証券
楽天証券|楽天ユーザーが愛用する人気のネット証券
投資で楽天ポイントが貯まり、楽天ユーザーから非常に高い人気を誇っている「楽天証券」。SBI証券と肩を並べる国内トップレベルのネット証券会社で、アプリの操作性や無料で使える高機能ツールの評判は非常に良いです。
≫【楽天ユーザー必見】楽天証券でつみたてNISAを始めるメリット・デメリットは?評判や口コミも調査!
つみたてNISAファンド本数 | 181本 |
最低積立金額 | 100円以上 1円単位 |
積立頻度 | 毎月、毎日 |
ボーナス月設定 | 対応 *クレジットカード決済や毎日積立の場合は利用不可。ただ、増額設定によってつみたてNISA投資可能枠を使い切ることは可能 |
対応ポイント | 楽天ポイント |
クレカ積立 | 対応(楽天カード) 【~2022/9】1% 【2022/9~】0.2%~1%* *人気の低コストファンドは0.2% |
楽天キャッシュ決済 | 【2022/8~】楽天カードから楽天キャッシュへのチャージで0.5% 【2022/8~12】楽天キャッシュでの投信買付で0.5% |
投信マイレージ | 毎月末時点の投資信託の残高に応じて定められた金額に初めて到達した場合に所定の楽天ポイントを進呈 |
銀証連携 | マネーブリッジ(楽天銀行) 普通預金金利が0.1%に(残高300万円まで) |
特徴 | SBI証券と肩を並べる国内トップレベルのネット証券。アプリの使いやすさや無料で使える高機能ツールに対するユーザーの評価が高い。 |
こんな人にオススメ! | 楽天のサービスをよく利用する人には楽天証券がおすすめ! |
*投信マイレージポイント付与率は「eMAXIS Slim全世界株式」に投資をした場合
*年間40万円の投資金額を年利4%で運用できると仮定して投信マイレージのポイントを算出
- 楽天証券はこんな人におすすめ!
- ・楽天経済圏のサービスをよく利用している
・楽天ポイントをつみたてNISAに回したい
マネックス証券|クレカ積立によるポイント還元率No.1
SBI証券や楽天証券と並び主要ネット証券3社の1つに位置付けられる「マネックス証券」。通常カードによるクレカ積立のポイント還元率(1.1%)はネット証券No.1!
≫【クレカ積立ポイント還元率No.1】マネックス証券の評判や口コミを調査!メリットやデメリットも紹介!
つみたてNISAファンド本数 | 152本 |
最低積立金額 | 100円以上 1円単位 |
積立頻度 | 毎月、毎日 |
ボーナス月設定 | 対応 |
対応ポイント | マネックスポイント *dポイント、Amazonギフト券、Tポイント、Pontaポイント、nanaco、WAONポイント、ANAやJALのマイレージなどに交換可能 |
クレカ積立 | 対応(マネックスカード) 1.1% 【上限:毎月50,000円】 |
投信マイレージ | 投資信託の保有残高に応じて、毎月マネックスポイントが付与 (A)通常:0.08% (B)指定銘柄:0.03% (C)指定銘柄:0% *(参考)「eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)」を保有していた場合:年率0.03% |
特徴 | 通常カードによるクレカ積立ポイント還元率No.1!「銘柄スカウター」などの高機能ツールやアプリが充実。 |
こんな人にオススメ! | クレカ積立によるポイント還元率を重視する人におすすめ! |
*投信マイレージポイント付与率は「eMAXIS Slim全世界株式」に投資をした場合
*年間40万円の投資金額を年利4%で運用できると仮定して投信マイレージのポイントを算出
通常カードでポイントが最も貯まるのがマネックス証券です!
- マネックス証券はこんな人におすすめ!
- ・クレカ積立によるポイントの還元率を重視したい
・充実した投資情報やアプリ、ツールがほしい
クレカ積立ポイント還元率No.1!
松井証券|創業100年を超える老舗ネット証券
日本で初めて本格的にインターネット取引を開始した創業100年を超える老舗ネット証券会社「松井証券」。ロボアドバイザー「投信工房」が資産運用をサポートし、電話で直接相談できる「投信サポート」もあるので安心!
≫【投信工房が魅力】松井証券でつみたてNISAを始めるメリット・デメリットは?評判や口コミも調査!
つみたてNISAファンド本数 | 173本 |
最低積立金額 | 100円以上 1円単位 |
積立頻度 | 毎月(*つみたてNISAの場合) |
ボーナス月設定 | 非対応 |
対応ポイント | 松井証券ポイント *dポイント、Amazonギフト券、商品(3,000種類)と交換可能。 また、ポイントで投資信託の購入もできる(対象は3銘柄)。 |
クレカ積立 | 非対応 |
投信マイレージ | 投資信託の信託報酬のうち、証券会社(松井証券)の取り分を上限0.30%とし、これを越える部分を現金で還元。ポイントでの受け取りならば10%増量。 低コストインデックスファンドは対象外だが、アクティブファンドなら恩恵が大きい。 |
特徴 | ロボアドバイザー「投信工房」が最適な投資プランを提案。さらに、リバランスが不要になるように自動で調整しながら買付を行ってくれる。 電話で直接相談ができる「投信サポート」の窓口がある。 |
こんな人にオススメ! | ロボアドバイザーなどを活用して資産運用のサポートを受けたい人におすすめ! |
*投信マイレージポイント付与率は「eMAXIS Slim全世界株式」に投資をした場合
- 松井証券はこんな人におすすめ!
- ・ロボアドバイザーを参考にポートフォリオを構築したい
・リバランスを行う手間を減らしたい
・電話で投資相談をしたい
・アクティブファンドへの投資を考えている
ロボアドバイザーが資産運用をサポート
auカブコム証券|三菱UFJ×KDDIが運営する大手ネット証券
三菱UFJフィナンシャルグループのネット証券であり、5大ネット証券の一角を担う「auカブコム証券」。KDDIも運営に携わっており、他のauサービス(au経済圏)と組み合わせることで相乗効果を発揮します!
≫【au経済圏】auカブコム証券のつみたてNISAの評判や口コミを調査!メリットやデメリットも紹介!
つみたてNISAファンド本数 | 171本 |
最低積立金額 | 100円以上 1円単位 |
積立頻度 | 毎月(*つみたてNISAの場合) |
ボーナス月設定 | 対応 |
対応ポイント | Pontaポイント |
クレカ積立 | 対応(au PAYカード) 1% au回線を利用している方は+4%(最大5%) UQ mobileを利用している方は+2%(最大3%) |
投信マイレージ | 投資信託の保有金額に応じてPontaポイントが付与される (0.005%~0.24%) *(参考)「eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)」を保有していた場合:年率0.005% |
銀証連携 | マネーコネクト(auじぶん銀行) auじぶん銀行の普通預金金利が0.1%に(最大0.2%) 銀行・証券間の資金の移動がスムーズに |
特徴 | 三菱UFJ×KDDIの共同出資によって運営されており、ネット証券の中でも最高の財務格付けを取得。au経済圏のネット証券として機能。 |
こんな人にオススメ! | auのサービスをよく利用している人はauカブコム証券がおすすめ! |
*投信マイレージポイント付与率は「eMAXIS Slim全世界株式」に投資をした場合
*年間40万円の投資金額を年利4%で運用できると仮定して投信マイレージのポイントを算出
- auカブコム証券はこんな人におすすめ!
- ・au経済圏のサービスをよく利用している
・auじぶん銀行の普通預金金利を上げたい(最大0.2%)
・クレカ積立や投信マイレージなど総合的なポイント還元率を重視したい
・運営会社による安心感が欲しい(ネット証券の中では最高の財務格付けを取得)
auユーザーにおすすめのネット証券
LINE証券|「スマホで使いやすい」ネット証券No.1
スマホ(LINEアプリ)1つで資産運用が完結し、20〜30代の若年層から大きな支持を集めている「LINE証券」。ネット証券で唯一「野村スリーゼロ先進国株式投信」を取り扱っています。
≫【使いやすさNo.1】LINE証券のつみたてNISAの評判や口コミを調査!メリットやデメリットも紹介!
つみたてNISAファンド本数 | 9本 |
最低積立金額 | 1,000円以上 1円単位 |
積立頻度 | 毎月 |
ボーナス月設定 | 非対応 |
対応ポイント | LINEポイント |
クレカ積立 | 非対応 |
投信マイレージ | 非対応 |
特徴 | 20代投資家が選ぶ「スマホで使いやすい」ネット証券No.1!LINEポイントをつみたて投資に使える。 |
こんな人にオススメ! | 資産運用にあまり馴染みがない20代や30代の若年層の方におすすめ! |
*投信マイレージポイント付与率は「eMAXIS Slim全世界株式」に投資をした場合
- LINE証券はこんな人におすすめ!
- ・スマホ1つでつみたてNISAを始めたい
・スマホで操作しやすいネット証券を使いたい
・LINEポイントをつみたてNISAに回したい
・「野村スリーゼロ先進国株式投信」に投資したい
スマホで使いやすいネット証券No.1
つみたてNISAの始め方
つみたてNISAを始めるにあたって、事前に以下の2点を決めておくと良いです。
- つみたてNISAを利用する金融機関
- つみたてNISAで投資する投資信託
つみたてNISAの口座開設
つみたてNISAを始めるには金融機関での口座開設が必要になります。
対面型の銀行や証券会社、ネット銀行等でもつみたてNISAの取り扱いはありますが、ネット証券が断然おすすめです!
≫【元証券マンが語る】積立NISAを始めるならネット証券一択!対面型の銀行と証券はやめとけ!
本記事の比較表を参考に、最適なネット証券を選んでいただければOKです!
ネット証券での口座開設の場合、総合口座の開設と同時につみたてNISAの口座が開設できますので、口座開設の際に「つみたてNISAを申し込む」を選択しましょう。
口座開設の際には「本人確認書(運転免許証、個人番号通知書)」や「マイナンバーカード」が必要になります。
運転免許証やマイナンバーカードに記載されている住所が旧住所のままだと口座開設できないので注意しましょう。
つみたてNISAで投資する商品の選び方
主要ネット証券5社(SBI、楽天、マネックス、松井、auカブコム)だとつみたてNISA対象のファンドも150本以上用意されているので、投資商品に困ることはありません。
ただ、「逆に選択肢がありすぎてどれを選べばいいか分からない…」という人がいらっしゃると思います。
基本的に投資初心者の方であれば、全世界株式や先進国株式、米国株式に連動する低コストのインデックスファンドを選んでおけばOKです!
私も友人からつみたてNISAの相談を受けた際は全世界株式や先進国株式、米国株式に連動する低コストのインデックスファンドを紹介してます!
具体的には以下のような銘柄です。
商品名 | 対象 | 信託報酬 | ネット証券取り扱い |
eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー) | 全世界株式 大型/中型 | 0.1144% | SBI/楽天/マネックス/松井/auカブコム/LINE |
楽天・全世界株式インデックス・ファンド | 全世界株式 大型/中型/小型 | 0.212% | SBI/楽天/マネックス/松井/auカブコム |
eMAXIS Slim先進国株式 | 先進国株式 大型/中型 | 0.1023% | SBI/楽天/マネックス/松井/auカブコム/LINE |
野村スリーゼロ先進国株式投信 | 先進国株式 大型/中型 | 0% (~2030/12/31) | LINE |
eMAXIS Slim米国株式(S&P500) | 米国株式 大型 | 0.0968% | SBI/楽天/マネックス/松井/auカブコム/LINE |
楽天・全米株式インデックス・ファンド | 米国株式 大型/中型/小型/超小型 | 0.162% | SBI/楽天/マネックス/松井/auカブコム |
主要ネット証券でつみたてNISAの口座を開設していて、どれを選べばいいか分からないという方は参考にしてみてください。
≫つみたてNISAで投資すべき銘柄は?【おすすめのインデックスファンドを厳選】
リベ大でもおすすめされている「eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)」は本記事で紹介した6社全て取り扱いがあるので安心です!
積立設定
つみたてNISAの口座が開設できて投資する商品が決まったら、積立投資額や積立頻度を設定します。
毎月の積立投資額は年間の非課税投資枠(40万円)を超えない範囲で設定しましょう。
もし、年の途中からつみたてNISAを始めたとしても、ボーナス月設定やNISA枠ぎりぎり注文(各社名称が違う)を使えば、つみたてNISA投資可能枠を無駄なく使いきれます。
積立頻度に関しては、例えばSBI証券なら「毎月、毎週、毎日」から選べますが、基本的に運用成績には大差がないのでそれほど気にしなくていいと考えています。
ネット証券によって積立頻度の選択肢も異なりますが、基本的には自分が好きなやつを選べばOKです!ちなみに私は「毎月」にしています。
そしてクレカ積立のサービスを提供しているネット証券ならば、ぜひクレカ積立を設定しておきましょう。
クレカ積立の設定をすることによって、毎月自動的に資金が引き落とされるので便利ですし、ポイントが付与されるのでお得です。
ただし、投資信託のポイント付与サービスは変更される可能性があることはご注意ください。
チェックポイント
つみたてNISAは「ネット証券口座の開設→投資商品の選定→積立設定」で始められる!
迷ったら総合力No.1のSBI証券で始めよう!
以上、つみたてNISAを始めるにあたっておすすめのネット証券6社を徹底比較しました。
ネット証券でつみたてNISAを行う場合は投資できる商品に大きな差はないので、自身がよく利用するサービスに紐づいたネット証券を選んでいただくのが良いです。
ただ、それでもどこにするか決めきれないという方は総合力No.1のネット証券「SBI証券」をおすすめします。
- つみたてNISA対象ファンド本数179本
- 積立頻度も「毎月、毎週、毎日」から選択可能
- 4種類のポイント(Tポイント、Pontaポイント、dポイント、Vポイント)に対応
- クレカ積立に対応(ポイント還元率0.5%~2.0%)
- 投信マイレージサービスに対応
といったようにSBI証券のつみたてNISAにおけるサービスは充実しています。
口座開設は無料でできますので、迷った方はぜひSBI証券で口座開設してつみたてNISAを始めてみてください!
迷ったらコレ!総合力No.1のネット証券