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【書評/要約】『お金は寝かせて増やしなさい』水瀬ケンイチ|インデックス投資のバイブル

【書評/要約】『お金は寝かせて増やしなさい』水瀬ケンイチ|インデックス投資のバイブル
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・つみたてNISAを活用してインデックスファンドに投資をしたいんだけど、何かおすすめの本はない?
・これから資産運用に取り組んでいきたいと思っているんだけど、何かおすすめの方法はある?

上記のような方々にぜひとも読んでいただきたいのが、水瀬ケンイチさんの著書『お金は寝かせて増やしなさい』です。

本書はインデックス投資の始め方から取り崩し方まで丁寧に解説されている”インデックス投資のバイブル本”になります。

東条翔平
東条翔平
私が学生時代につみたてNISAをはじめたきっかけも本書ですし、資産運用をはじめたいと友人に相談された時も本書をおすすめしています。

本書を読むことで、インデックス投資とは何かが明確に分かるようになり、手順に従ってすぐにインデックス投資が始められます。

本記事では、『お金は寝かせて増やしなさい』の要約と私が本書をおすすめしたいポイントを3つ紹介します。

ぜひ、これから資産運用をはじめようと考えていた方に参考にしていただければ幸いです。

『お金は寝かせて増やしなさい』の要約

著者はインデックス投資実践記「梅屋敷商店街のランダム・ウォーカー」を運営している水瀬ケンイチさんです。

水瀬さんは都内のIT企業会社員にして下町の個人投資家という属性を持っています。

本書の主題とも言えるインデックス投資に出会う前までは個別株投資を中心に行っていましたが、仕事中も株のことが気になっていたそうです。

いつも投資のことが頭から離れず、仕事も中途半端になっていた時に『ウォール街のランダム・ウォーカー』に出会ったことで投資の悩みから解放され、人生が大きく変わりました。

それ以来、「インデックス投資」という投資法をずっと継続し続け、本書に記載がある2017年末で資産額が6000万円まで増加しています。(投資元本は4000万円)

インデックス投資の制度があまり整備されていない時代から一貫してインデックス投資を続けてきた水瀬さんが実体験も交えてインデックス投資の魅力や始め方を紹介しているのが本書です。

ちなみにインデックス投資とは特定の指数と連動した値動きを目指す投資手法を指します。

インデックスファンド(投資信託)を通じて、毎月自動的に世界の株式に幅広く分散投資を行う設定をしておけばあとは寝かせておくだけでOK。

資本主義社会の仕組み上、世界経済は長期的なスパンで見ると右肩上がりで増加していくので寝かせておくだけでお金が増えていく。(*年に1回リバランスはする必要あり)

そんな意味が本書のタイトルには込められています。

『お金は寝かせて増やしなさい』のおすすめポイント

これまでお伝えしてきたとおり、『お金は寝かせて増やしなさい』はインデックス投資をはじめようと思っている人に読んでほしい「インデックス投資の必読書」です。

特に本書をおすすめしたい3つのポイントを紹介させていただきます。

  • インデックス投資長期実践者の経験に基づいている
  • インデックス投資の実践法が丁寧に解説されている
  • 著者のインデックス投資実践記が紹介されている

インデックス投資長期実践者の経験に基づいている

今でこそ、つみたてNISAといった制度が確立されたり、インデックスファンドのラインナップも充実していますが、水瀬さんがインデックス投資に出会った時は商品ラインナップも充実しておらず、インデックス投資に関する情報も日本にはほとんどなかったそうです。

そんな時代からインデックス投資を一貫して継続してきた水瀬さんの実体験も交えて解説されているので非常に説得力があります。

また、先に紹介したとおり、水瀬さんは金融機関の人ではなく、都内IT企業の会社員の方なんですよね。

書店には資産運用に関する本がたくさん並んでいるんですが、ほとんどが金融機関の人やその関係者(ステークホルダー)が書いたものになります。

その金融機関の人や関係者が書いた情報というのは、少なからず自分のビジネスに読者を誘導することを目的としており、100%読者の側に立った情報とはいえない面があります。

その点、本書は利害関係のないインデックス投資の長期実践者が経験に基づいて書いたインデックス投資本なので他の書籍と一線を画するものとなっています。

インデックス投資の実践法が丁寧に解説されている

インデックス投資長期実践者の経験に基づいて書かれているということもあって、インデックス投資の実践法についても非常に丁寧に解説されています。

具体的には「失敗しないインデックス投資の手順」として以下の6つのステップが紹介されています。

  1. 家計の状態を把握する
  2. 生活防衛資金を貯める(貯金しながら投資をはじめてもOK)
  3. 自分の「リスク許容度」を把握する
  4. 資産配分を決める
  5. ネット証券の口座を開く
  6. 決めた投資商品に毎月1回積み立てて寝かせるだけ!(年に1回リバランス!)

長期にわたってインデックス投資を実践してきた水瀬さんは100年に1度と言われる「リーマンショック」や1000年に1度と言われる「東日本大震災」も経験しており、その経験から得た気づきや反省等も踏まえて解説がされています。

インデックス投資は商品を決めて、毎月一定額を積み立てて放置するだけだから簡単と思われているところもありますが、長期で継続するためには自分のリスク許容度を把握したり、土台となる生活防衛資金を構築しておくことも非常に重要です。

リーマンショックのような大暴落は数年や数十年に一度は起こりますし、2020年もコロナショックが起こりました。

そのような局面で、生活防衛資金が構築されていると安心してインデックス投資を継続することができますし、適正なリスクの範囲内で運用していれば途中で資産を手放すこともなくなります。

生活防衛資金は、私たちの生活を守ってくれるだけでなく、心の安定も守ってくれるという副次的な効果があります

『お金は寝かせて増やしなさい』水瀬ケンイチ

インデックス投資を行うにあたっては、最悪の事態を想定して自分のリスク許容度に見合った範囲内で運用することが非常に大切ですね。

東条翔平
東条翔平
私もコロナショックを耐えきることができたのは過度なリスクを取っていなかったことと生活防衛資金のおかげでした。

もしかしたら、生活防衛資金をいくら貯めるべきかといったことやリスク許容度の測り方が分からないという方がいらっしゃるかもしれませんが、その点は本書で分かりやすく解説されているので安心してください。

著者のインデックス投資実践記が紹介されている

2002年頃からインデックス投資をはじめた水瀬さんのインデックス投資実践記が掲載されているのも本書ならではのポイントです。

実際に水瀬さんがインデックス投資の記録をつけ始めたのが2004年からですので、本書では2004年から2017年の記録が紹介されています。

この15年間にわたるインデックス投資実践記を見ると、インデックス投資の成果や暴落時の凄まじさを追随することができます。

結果的には水瀬さんのインデックス投資の資産額は2017年末で元本4000万円に対して資産額は6000万円となっており、資産は1.5倍に増えています。

しかし、2008年のリーマンショックや2011年の東日本大震災が起こった時の元本の割れ方はとても耐えがたい内容です。

改めて水瀬さんのインデックス投資実践記を拝見すると、暴落時に狼狽売りをせずに資本主義経済を信じて持ち続けることが重要だなと感じました。

また、本書ではどうしても売りたくなったときに触れるべき言葉も紹介されています。

インデックス投資を始める際に本書が参考になることはもちろん、相場が暴落した際にも読み直す価値がある内容なので1家に1冊置いておきましょう。

東条翔平
東条翔平
私も今後相場の暴落が起きた時は本書の言葉や数々の暴落を乗り越えてきた水瀬さんのインデックス投資実践記を見直そうと思っています。

まとめ:これぞインデックス投資のバイブル!

以上、水瀬ケンイチさんの著書『お金は寝かせて増やしなさい』の要約とおすすめのポイントを紹介させていただきました。

私自身がインデックス投資を始めるきっかけとなった本ですし、ほんとにこの1冊だけでインデックス投資を始めることができるので、ぜひこれから資産運用を考えている方は読んでみてください。

金融の知識が特にない方でもインデックス投資とは何かということから始め方までかなり丁寧に解説されています。

また、『お金は寝かせて増やしなさい』の漫画版も登場しているので、活字が苦手という方はぜひ漫画版を読んでみてはいかがでしょうか。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

ABOUT ME
東条翔平
資産形成に興味を持ち、学生時代にAFP資格を取得。大学4年生からつみたてNISAをはじめ、現在まで継続中。大手証券会社に勤務していた経験あり。