- ポイントが一番貯まりやすいネット証券ってどこ?
- クレカ積立で付与されるポイント還元率を比較したい!
- 主要ネット証券の投資信託の保有でもらえるポイント還元率を比較したい!
これからネット証券で口座開設を考えている方は、各社のポイントサービスが気になっているのではないでしょうか?
特にどこのネット証券がポイントが貯まりやすいのかは気になるところですよね。
そこで本記事では、主要ネット証券6社のポイントサービスを徹底比較しました。
先に結論をお伝えしておくと、
- 無料カードでポイントが貯まりやすいのはマネックス証券
- ゴールドカードを含めると最もポイントが貯まるのはSBI証券
です。
詳細なシミュレーション結果や各社の特徴については本文中で詳しく解説しておりますので、ネット証券選びに迷われている方はぜひ参考にしてください。
主要ネット証券6社のポイントサービス比較
ネット証券でつみたてNISAを行う場合、主にポイントが付与されるのは以下の2パターンです。
- 毎月の投信積立の決済をクレジットカードで行うことによって付与【クレカ積立】
- 投資信託の保有残高に応じてポイントが付与【投信マイレージ*】
*投資信託の保有残高に応じてポイントが付与されるサービスは各社によって名称が異なりますが、本記事では業界最大手のSBI証券に倣って”投信マイレージ”と表記します。
要は上記のサービスに対応しているネット証券でつみたてNISAを始めると、毎月の投信積立でポイントが還元され、投信残高が積み上がっていくにつれてさらにポイントが付与されるということです。
対面の金融機関では絶対に真似できないサービスなので、つみたてNISAを始める際はネット証券で口座開設しましょう!
≫【元証券マンが語る】つみたてNISAを始めるならネット証券一択!対面型の銀行と証券はやめとけ!
前置きが少し長くなりましたが、私がつみたてNISAを始めるにあたっておすすめしている主要ネット証券6社のポイントサービスを比較してまとめました。
証券会社 | SBI証券 | 楽天証券 | マネックス証券 | 松井証券 | auカブコム証券 | LINE証券 |
貯まるポイント | Tポイント Pontaポイント dポイント Vポイント | 楽天ポイント | マネックスポイント | 松井証券ポイント | Pontaポイント | LINEポイント |
つみたてNISAでのポイント利用 | 可能 | 可能 | 不可 | 不可 | 不可 | 可能 |
クレカ積立 | 対応 (三井住友カード) | 対応 (楽天カード) | 対応 (マネックスカード) | 非対応 | 対応 (au PAYカード) | 非対応 |
クレカ積立 ポイント付与率* | 0.5% | 0.2%【2022/9~】 (楽天キャッシュで0.5~1%) | 1.1% | – | 1% *au回線やUQ mobileの活用でup | – |
投信マイレージ | 投資信託の月間平均保有金額に応じて毎月付与 | 投資信託の残高が定められた金額に初めて到達した場合 | 投資信託の月間平均保有残高に応じて毎月付与 | 投資信託の保有金額に応じて松井証券ポイントまたは現金を毎月還元 | 投資信託の月間平均保有残高に応じて毎月付与 | 非対応 |
投信保有による ポイント付与率** | 0.042% | – | 0.03% | 0% | 0.005% | – |
詳細記事 | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
*クレカ積立ポイント付与率…通常カードで低コスト投資信託(「eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)」)を積み立てる場合で比較
**投信保有によるポイント付与率…低コスト投資信託(「eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)」)を保有していた場合で比較
表だけ見てもイメージが湧かないという方が多いかと思いますので、以下で詳しくシミュレーションを交えながら比較していきますね!
【検証】ネット証券でポイントが貯まりやすいのはどこ?
では、実際に主要ネット証券でつみたてNISAを始めた場合、どのくらいのポイントが貯まるのかをシミュレーションしていきたいと思います。
以下の前提条件をもとに、検証しています。
- つみたてNISAで毎年40万円を投資し、年利4%で20年間運用を継続
- 投資する銘柄は「eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)」
私はこれからつみたてNISAを始めようと考えている人には低コストのインデックスファンドを推奨しています。
中でも「eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)」はこの1本で全世界の株式に分散投資できる素晴らしい商品です。
≫つみたてNISAで投資すべき銘柄は?【おすすめのインデックスファンドを厳選】
あくまで本記事のシミュレーションは低コストファンドに投資をした場合の結果となりますので、ご了承ください。
まず、つみたてNISAで毎年40万円を投資し、年利4%で20年間運用を継続できたとすると、以下のようなイメージで資産が増加していきます。
このような資産状況下において、ネット証券のクレカ積立と投信マイレージサービスで貯まる20年間のポイント合計をまとめたのが以下の表です。
SBI証券 (通常カード) | SBI証券 (ゴールドカード) | 楽天証券 | マネックス証券 | auカブコム証券 | |
---|---|---|---|---|---|
クレカ積立 ポイント付与率 | 0.5% | 1.0% | 0.5% *楽天キャッシュ | 1.1% | 1.0% |
【20年合計】 クレカ積立Pt | 40,000 | 80,000 | 40,000 | 88,000 | 80,000 |
投信マイレージ ポイント付与率 | 0.042% | 0.042% | 一定の資産残高に到達した際にPt付与 | 0.03% | 0.005% |
【20年合計】 投信マイレージPt | 46,071 | 46,071 | 1,090 | 32,908 | 5,485 |
20年の 累計ポイント | 86,071 | 126,071 | 41,090 | 120,908 | 85,485 |
評価 | (4.0 / 5.0) | (5 / 5.0) | (3.0 / 5.0) | (4.5 / 5.0) | (4.0 / 5.0) |
【注意点】
*松井証券とLINE証券はクレカ積立サービスに未対応で、低コストファンドの保有によるポイントも付与されないため、表から除いています。
**SBI証券のゴールドカードは年会費が5,500円かかりますが、有力な選択肢であるため比較対象に追加しています。(年間100万円のカード利用で翌年以降の年会費永年無料)
***投信マイレージのポイントは概算で算出しており、実際は相場の変動を伴うのでもっと複雑です。
****いずれのネット証券も今後同じポイント付与率が継続されるとは限りません。
結論としては以下のようになります。
- 無料カードでポイントが貯まりやすいのはマネックス証券
- ゴールドカードを含めると最もポイントが貯まるのはSBI証券
どちらも20年間の合計で120,000以上のポイントが貯まる計算となりました!
投資信託保有によるポイント還元サービスの比較
では、ポイント付与対象となっているネット証券4社の詳細についてお伝えしていきます。
ポイントが付与されるパターンは「クレカ積立」と「投信マイレージ」の2つがありますが、ここではより複雑な「投信マイレージ」の詳細を解説します。
SBI証券|ゴールドカードで最もポイントが貯まる
まずは、業界最大手のSBI証券のポイントサービスについて紹介します。
対応ポイント | Tポイント、Pontaポイント、dポイント、Vポイント |
クレカ積立 | 三井住友カード 通常:0.5% ゴールド:1% プラチナ:2% (上限:50,000円) |
投信マイレージ | 投資信託の月間平均保有金額に応じて毎月付与 0.02%~0.25%(銘柄によって異なる) |
積立時のポイント利用 | 対応(Vポイント投資) Vポイントを1ポイント=1円分として投資信託の購入に利用できる |
SBI証券のサービスは非常に充実しています。
クレカ積立や投信マイレージでポイントを貯めることができますし、貯まったVポイント*は投資信託の購入に充てることが可能です。
*Vポイントとは、SMBCグループ共通のポイント。対象の三井住友カードでクレカ積立をすると、Vポイントが貯まる。
クレカ積立のポイント還元率はカードの種類によって以下のように異なります。
- 通常カード:0.5%
- ゴールドカード:1.0%
- プラチナカード:2.0%
SBI証券でつみたてNISAを行うにあたっておすすめの三井住友カードは以下の記事で紹介しておりますので、興味がある方は併せてご覧ください。
プラチナカードで積立すると2.0%のポイント還元率となりますが、年会費が33,000円かかり、多くの方にとって現実的ではないため省いています。
では、まずは通常カードでどれくらいのポイントが貯まるのか紹介していきます。
年数 | 1年 | 2年 | 3年 | 4年 | 5年 | 6年 | 7年 | 8年 | 9年 | 10年 | 11年 | 12年 | 13年 | 14年 | 15年 | 16年 | 17年 | 18年 | 19年 | 20年 | 合計 |
クレカ積立(Pt) | 2,000 | 2,000 | 2,000 | 2,000 | 2,000 | 2,000 | 2,000 | 2,000 | 2,000 | 2,000 | 2,000 | 2,000 | 2,000 | 2,000 | 2,000 | 2,000 | 2,000 | 2,000 | 2,000 | 2,000 | 40,000 |
投信マイレージ(Pt) | 168 | 343 | 524 | 713 | 910 | 1,114 | 1,327 | 1,548 | 1,778 | 2,017 | 2,266 | 2,524 | 2,793 | 3,073 | 3,364 | 3,667 | 3,981 | 4,308 | 4,649 | 5,003 | 46,071 |
合計Pt | 2,168 | 2,343 | 2,524 | 2,713 | 2,910 | 3,114 | 3,327 | 3,548 | 3,778 | 4,017 | 4,266 | 4,524 | 4,793 | 5,073 | 5,364 | 5,667 | 5,981 | 6,308 | 6,649 | 7,003 | 86,071 |
今回のシミュレーションで用いた「eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)」のような低コストファンドに投資をする場合、SBI証券の投信マイレージサービスが最もポイント付与率が高いです。
なので、資産額が増加していくにつれて付与されるポイントも大きくなります。
三井住友カード(NL)は年会費も永年無料ですし、SBI証券でつみたてNISAをされる方はクレカ積立を積極的に活用しましょう。
総合力No.1のおすすめネット証券
続いて、ゴールドカードで貯まるポイントを試算した結果がこちら。
年数 | 1年 | 2年 | 3年 | 4年 | 5年 | 6年 | 7年 | 8年 | 9年 | 10年 | 11年 | 12年 | 13年 | 14年 | 15年 | 16年 | 17年 | 18年 | 19年 | 20年 | 合計 |
クレカ積立(Pt) | 4,000 | 4,000 | 4,000 | 4,000 | 4,000 | 4,000 | 4,000 | 4,000 | 4,000 | 4,000 | 4,000 | 4,000 | 4,000 | 4,000 | 4,000 | 4,000 | 4,000 | 4,000 | 4,000 | 4,000 | 80,000 |
投信マイレージ(Pt) | 168 | 343 | 524 | 713 | 910 | 1,114 | 1,327 | 1,548 | 1,778 | 2,017 | 2,266 | 2,524 | 2,793 | 3,073 | 3,364 | 3,667 | 3,981 | 4,308 | 4,649 | 5,003 | 46,071 |
合計Pt | 4,168 | 4,343 | 4,524 | 4,713 | 4,910 | 5,114 | 5,327 | 5,548 | 5,778 | 6,017 | 6,266 | 6,524 | 6,793 | 7,073 | 7,364 | 7,667 | 7,981 | 8,308 | 8,649 | 9,003 | 126,071 |
既に結論でお伝えしたように、最もポイントが貯まるのがSBI証券×三井住友カード(ゴールド)の組み合わせです。
ゴールドカードにすることでクレカ積立のポイント還元率が1.0%になります。(通常カードだと0.5%)
三井住友カードゴールド(NL)は年会費が5,500円かかりますが、年間100万円の利用をすると翌年以降の年会費が永年無料になります。
なので、日常生活においてクレカ決済で100万円以上利用できる見込みがある方は条件をクリアすると翌年以降は年会費がかからずにゴールドカードを所有できるのでおすすめです。
SNSでよく言われている”100万円修行”というやつですね!
楽天証券|ポイントは改悪が続く
続いてSBI証券と肩を並べる楽天証券のポイントサービスを紹介します。
対応ポイント | 楽天ポイント |
クレカ積立 | 楽天カード 【~2022/9】1% 【2022/9~】0.2%~1%* *人気の低コストファンドは0.2% |
楽天キャッシュ決済 | 【2022/8~】楽天カードから楽天キャッシュへのチャージで0.5% 【2022/8~12】楽天キャッシュでの投信買付で0.5% |
投信マイレージ | 毎月末時点の投資信託の残高に応じて定められた金額に初めて到達した場合に所定の楽天ポイントを進呈 |
積立時のポイント利用 | 対応 |
以前は楽天証券もポイントが貯まりやすいネット証券として人気を集めていましたが、最近のサービス改悪に伴い、他のネット証券と比べるとポイントは貯まりにくくなっています。
とはいえ、楽天証券は使いやすいですし、サービスも非常に充実しているのでおすすめのネット証券の1つであることには変わりありません。
他のネット証券と比べて楽天証券が特徴的なのは以下の2つ。
- 楽天キャッシュ決済に対応
- 投資信託の残高が一定の金額に初めて到達した場合のみポイントが付与
楽天証券では、オンライン電子マネー(楽天キャッシュ)決済で投資信託の積立が可能となりました。(2022年8月買付分から)
楽天カードから楽天キャッシュにチャージすることで、0.5%のポイントが還元されます。
なお、期間限定ではありますが、2022年8月から12月においては投信積立金額を楽天キャッシュで決済すると0.5%のポイントが上乗せされます。
楽天証券の投資信託保有によるポイント付与は投信マイレージサービスとは異なり、投資信託の残高が一定の金額に初めて到達した場合に限ってポイントが付与される仕組みとなっています。
≫楽天証券の投資信託の保有残高によるポイント進呈条件はこちら
この点が投信マイレージサービスを展開している他社と比べてポイントが貯まりにくい理由となっています……
楽天証券で貯まるポイントを試算した結果がこちらです。
年数 | 1年 | 2年 | 3年 | 4年 | 5年 | 6年 | 7年 | 8年 | 9年 | 10年 | 11年 | 12年 | 13年 | 14年 | 15年 | 16年 | 17年 | 18年 | 19年 | 20年 | 合計 |
クレカ積立(Pt) | 2,000 | 2,000 | 2,000 | 2,000 | 2,000 | 2,000 | 2,000 | 2,000 | 2,000 | 2,000 | 2,000 | 2,000 | 2,000 | 2,000 | 2,000 | 2,000 | 2,000 | 2,000 | 2,000 | 2,000 | 40,000 |
残高達成(Pt) | 40 | 50 | 100 | 0 | 100 | 0 | 100 | 0 | 100 | 0 | 100 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 500 | 0 | 0 | 1,090 |
合計Pt | 2,040 | 2,050 | 2,100 | 2,000 | 2,100 | 2,000 | 2,100 | 2,000 | 2,100 | 2,000 | 2,100 | 2,000 | 2,000 | 2,000 | 2,000 | 2,000 | 2,000 | 2,500 | 2,000 | 2,000 | 41,090 |
他の3社(SBI証券、マネックス証券、auカブコム証券)と比べると、ポイントは貯まりにくいですが、楽天ポイントを投資に回すことができる点は魅力です。
楽天カードは日常生活でもポイントが貯まりやすいですし、他の楽天サービスを併せて活用することもできるので、楽天経済圏を利用するなら非常に使い勝手はいいですね!
マネックス証券|無料カードで1番ポイントが貯まる
対応ポイント | マネックスポイント *dポイント、Amazonギフト券、Tポイント、Pontaポイント、nanaco、WAONポイント、ANAやJALのマイレージなどに交換可能 |
クレカ積立 | マネックスカード 1.1% (上限:50,000円) |
投信マイレージ | 投資信託の保有残高に応じて、毎月マネックスポイントが付与 (A)通常:0.08% (B)指定銘柄:0.03% (C)指定銘柄:0% |
積立時のポイント利用 | 非対応 |
マネックス証券は無料カードで最もポイントが貯まりやすいネット証券です。
クレカ積立のポイント還元率は1.1%でネット証券No.1ですし、投資信託の保有残高に応じて毎月マネックスポイントが付与されます。
ただ、貯まったマネックスポイントを投資に回すことはできません。
とはいえ、貯まったマネックスポイントはdポイントやAmazonギフト券などの様々なポイントに交換可能ですので、使える用途は広いです。
マネックス証券で貯まるポイントを試算した結果がこちら。
年数 | 1年 | 2年 | 3年 | 4年 | 5年 | 6年 | 7年 | 8年 | 9年 | 10年 | 11年 | 12年 | 13年 | 14年 | 15年 | 16年 | 17年 | 18年 | 19年 | 20年 | 合計 |
クレカ積立(Pt) | 4,400 | 4,400 | 4,400 | 4,400 | 4,400 | 4,400 | 4,400 | 4,400 | 4,400 | 4,400 | 4,400 | 4,400 | 4,400 | 4,400 | 4,400 | 4,400 | 4,400 | 4,400 | 4,400 | 4,400 | 88,000 |
投信マイレージ(Pt) | 120 | 245 | 375 | 510 | 650 | 796 | 948 | 1,106 | 1,270 | 1,441 | 1,618 | 1,803 | 1,905 | 2,195 | 2,403 | 2,619 | 2,884 | 3,077 | 3,321 | 3,573 | 32,908 |
合計Pt | 4,520 | 4,645 | 4,775 | 4,910 | 5,050 | 5,196 | 5,348 | 5,506 | 5,670 | 5,841 | 6,018 | 6,203 | 6,395 | 6,595 | 6,803 | 7,019 | 7,244 | 7,477 | 7,721 | 7,973 | 120,908 |
無料カードだけで比較すると、マネックス証券が1つ抜けています。
マネックス証券はSBIや楽天の次に人気が高い3大ネット証券に位置付けられる会社ですし、ポイント還元率にこだわりたい方におすすめです!
auカブコム証券|auユーザーにおすすめ
対応ポイント | Pontaポイント |
クレカ積立 | au PAYカード 1.0% (上限:50,000円) |
投信マイレージ | 投資信託の保有金額に応じてPontaポイントが付与される (0.005%~0.24%) |
積立時のポイント利用 | 非対応 *投資信託(スポット購入)やプチ株(単元未満株)の購入は可能 |
auカブコム証券ではau経済圏の核となるPontaポイントが貯まります。
au PAYカードでのクレカ積立(1.0%還元)にも対応していますし、投資信託の保有金額に応じてポイントが付与される投信マイレージサービス*にも対応しています。
*auカブコム証券のサービス名称は「資産形成プログラム」
貯まったPontaポイントはつみたてNISAで利用することはできませんが、特定口座や一般口座、NISA口座で投資信託やプチ株(単元未満株)を購入することは可能です。
また、Pontaポイントは日常生活でも利用しやすいですし、他のauサービスを活用している人であれば使い道に困ることはないでしょう。
auユーザーならauカブコム証券が非常に相性がいいのでおすすめです。
auカブコム証券で貯まるポイントを試算した結果がこちら。
年数 | 1年 | 2年 | 3年 | 4年 | 5年 | 6年 | 7年 | 8年 | 9年 | 10年 | 11年 | 12年 | 13年 | 14年 | 15年 | 16年 | 17年 | 18年 | 19年 | 20年 | 合計 |
クレカ積立(Pt) | 4,000 | 4,000 | 4,000 | 4,000 | 4,000 | 4,000 | 4,000 | 4,000 | 4,000 | 4,000 | 4,000 | 4,000 | 4,000 | 4,000 | 4,000 | 4,000 | 4,000 | 4,000 | 4,000 | 4,000 | 80,000 |
投信マイレージ(Pt) | 20 | 41 | 62 | 85 | 108 | 133 | 158 | 184 | 212 | 240 | 270 | 301 | 333 | 366 | 400 | 437 | 474 | 513 | 553 | 596 | 5,485 |
合計Pt | 4,020 | 4,041 | 4,062 | 4,085 | 4,108 | 4,113 | 4,158 | 4,184 | 4,212 | 4,240 | 4,270 | 4,301 | 4,333 | 4,366 | 4,400 | 4,437 | 4,474 | 4,513 | 4,553 | 4,596 | 85,485 |
クレカ積立によるポイント還元率は1.0%と高いものの、「eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)」の保有によるポイント付与率は0.005%と相対的に低いですね。
とはいえ、20年間で80,000Pt以上が貯まるのは魅力的です!
【結論】SBI証券×三井住友カード(ゴールド)がおすすめ!
以上、主要ネット証券のポイントについて、クレカ積立や投信マイレージの観点から比較させていただきました。
今後も各ネット証券会社のポイント還元率は変動する恐れがあるので、絶対的なことは言えませんがおすすめはSBI証券×三井住友カード(ゴールド)の組み合わせです。
SBI証券で三井住友カード(ゴールド)のクレカ積立を継続すれば、
- クレカ積立によるポイント還元率1.0%
- 投資信託の残高に応じてポイントが付与
- 貯まったVポイントは投資に回せる
といったようにサービスが非常に充実しています。
今後もネット証券のポイントサービスは変動する可能性がありますが、SBI証券は業界最大手である点も少し安心できるかと思います。
三井住友ゴールドカード(NL)は年会費が5,500円かかるものの、年間100万円の利用をすると翌年以降の年会費が永年無料になります。
いわゆる”100万円修行”を1度でもクリアしさえすれば、ゴールドカードのステータスを翌年以降は無料で利用し続けられるのは大きな魅力です。
これからつみたてNISAを始める方はぜひSBI証券×三井住友ゴールドカード(NL)の組み合わせで始めてみてください。
総合力No.1のおすすめネット証券