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つみたて(積立)NISAに向いている人と向いていない人の特徴

つみたてNISAに向いている人と向いていない人の特徴
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資産形成の手段の1つとして少額から簡単に始められるつみたてNISA。

(つみたてNISAがどんな制度か簡単に知りたい方は『【基礎知識】つみたて(積立)NISAとは?初心者にも分かりやすく解説します!』をご覧ください。)

「つみたてNISAなら始められそう!」と思ったものの、
正直自分につみたてNISAが向いているのか向いていないのか不安に感じられている方もいらっしゃるかと思います。

そこで、本記事ではつみたてNISAに向いている人と向いていない人の特徴を紹介していきます。

もし、誤った方向性でつみたてNISAを始めてしまうと、「こんなはずじゃなかった…」と後悔する可能性もあるので、自分がつみたてNISAに向いているかどうかを認識することは重要です。

本記事を読んでいただければ、自分につみたてNISAが向いているのか、向いていないのかを簡潔に理解することができますので、ぜひ参考にしていただけたらと思います。

東条翔平
東条翔平
私は証券会社に勤めていた経験もあり、AFP資格も保有しています。また、自身でも学生時代からつみたてNISAを始めているので、しっかりと経験談も交えて紹介していきたいと思います。

つみたてNISAに向いている人

つみたてNISAに向いている人の特徴は以下になります。

  • 長期で資産形成に取り組める
  • 簡単に資産形成をはじめたい
  • ある程度の余剰資金がある

長期で資産形成に取り組める人

長期で資産形成に取り組めるはつみたてNISAは非常に向いています。

そもそもつみたてNISAという制度自体が、長期で積立投資をすることによって恩恵が受けられる設計になっているからです。

特に下記のような長期的な資産形成の目標があり、その目標に向かってお金を増やしていきたいと考えている人はつみたてNISAと相性はバッチリですね。

  • 老後に向けて資金を準備しておきたい(20代∼40代)
  • お金を取り崩しながらも長い人生のためにきちんと運用をしたい(50代∼60代)

ご覧のとおり、ある程度の目的があって運用する期間が取れるのであれば、どの世代でもつみたてNISAは有効な資産形成の手段として活用できます。

簡単に資産形成をはじめたい人

簡単に資産形成をはじめたいという人はつみたてNISAから始めてみることをおすすめします。

つみたてNISAは少額から始められるので小さくスタートすることができますし、投資する商品も金融庁があらかじめコストが低い優良なファンドを厳選してくれているので致命的な商品選定ミスもある程度は避けることができます。

また、株式投資とは違って、毎月一定額を長期にわたってコツコツと積み立てていく投資法になるので投資のタイミング判断が不要であるということも大きなメリットです。

東条翔平
東条翔平
つみたてNISAだったからこそ、知識もお金もなかった学生時代の私でも簡単に始めることができました!

ある程度の余剰資金がある人

つみたてNISAは少額から始められるといっても”投資”ですので、ある程度の余剰資金があった方が長く続けられます。

余裕資金の範囲内でつみたてNISAに投資をすることで、途中で焦って売却してしまうといった確率も十分減らせます。

投資の基本ではありますが、投資は余裕資金でやるようにしましょう。

つみたてNISAが向いていない人

逆につみたてNISAが向いていない人の特徴がこちらです。

  • すぐに大きな出費をする予定がある
  • 短期間で大きく利益を出したい
  • 余剰資金がなさすぎる
  • 投資を楽しんでやりたい

すぐに大きな出費をする予定がある

これは投資全般に言えることですが、すぐにお金を使う予定が見えているものは投資に回すべきではありません。

万が一、大きく下がってしまったら使うに使えなくなってしまいますので注意しましょう。

短期間で大きく利益を出したい

つみたてNISAは長期で積立投資を行っていくものなので、短期間で大きな利益を獲得することには向いていません。

短期間で大きく利益を出したいのであれば、個別株投資の方が投資手段としては適切だと思います。

ただ、個別株投資でも短期で大きな利益を狙うとその分リスクも非常に高くなりますし、求められるレベルも高いのであまりおすすめはできません。

余剰資金がなさすぎる

つみたてNISAは少額で始められるメリットがありますが、余剰資金がなさすぎる場合は少し検討する必要があります。

この余剰資金がなさすぎる場合というのは、生活していくのがギリギリとかそういった状態のことです。

そのような場合は自身の生活を安定させることが最優先になります。

逆に生活していくのがギリギリといった状態を除けば、つみたてNISAをとりあえずやってみるというスタンスはアリだと思います。

もちろん、余剰資金が多ければ多いほど精神的に余裕を持って投資をすることができるというのは前提ですが、つみたてNISAは最小100円から始められます。

東条翔平
東条翔平
私自身も最初は生活に困らない程度の数千円からつみたてNISAをはじめ、社会人になって生活に余裕が出てから満額で投資するようになりました。

基本的には生活防衛資金を構築した状態で投資をすることが望ましいですが、つみたてNISAを生活に支障が出ない程度に小さく始めながら、同時並行で生活防衛資金を構築していくというやり方でも問題はないと思います。(*ちなみに私はこのやり方ではじめました。)

投資を楽しんでやりたい

つみたてNISAで投資をする商品は基本的に投資対象が広く分散されている投資信託です。

投資信託の最大のメリットは分散効果によるリスク低減になりますので、個別株と比較すると値動きは小さくなっています。

なので、人によってはつみたてNISAは値動きが小さくて面白くないとか、自分で企業を選んで利益を出す方が面白いと感じると思います。

そういった方は一般NISAでの投資の方が向いているかもしれません。

ただ、つみたてNISAは基本的に企業分析など投資にかける時間も少なくて済むというメリットがあるので、あまり投資に時間を割きたくないといった人には非常におすすめです。

まとめ:目的に合った方法で投資をしよう!

以上、つみたてNISAが向いている人と向いていない人の特徴を紹介させていただきました。

つみたてNISAは基本的に誰でも簡単に資産形成が始めやすいような設計となっているので、投資の入口として非常におすすめしています。

ただ、自分の目的と違った形でつみたてNISAを始めてしまうと、「何か違うな…」と後で気づくことになるので、最初に自分の資産形成の目的を明確にしておいた方がいいです。

ぜひ、本記事を参照に自分はつみたてNISAに向いているのか、向いていないのかを判断していただけたらと思います。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

ABOUT ME
東条翔平
資産形成に興味を持ち、学生時代にAFP資格を取得。大学4年生からつみたてNISAをはじめ、現在まで継続中。大手証券会社に勤務していた経験あり。