- 楽天証券でこれからつみたてNISAを始めようと思っているものの、どうしたらいいか分からない…
- 楽天証券でつみたてNISAを始めるならどの商品に投資したらいいんだろう?
- 楽天証券でつみたてNISAを始めるにあたって設定しておいた方がいいことってある?
これから楽天証券でつみたてNISAを始めようと考えているものの、始め方がよく分からないという方も多いと思います。
特に投資初心者の方だとつみたてNISAの内容を理解するのも難しいですし、投資商品を選定するのもかなり時間がかかってしまいますよね…
でも安心してください!投資初心者の方でもこれさえやっておけばOKという内容を本記事にしっかりまとめました!
本記事を読んでいただければ、楽天証券のサービスをフル活用してつみたてNISAを始められます。
本記事で紹介する手順は以下のとおり。
- 楽天証券でつみたてNISAの口座開設をする
- つみたてNISAで投資する商品を決める
- 楽天カードでクレカ積立をする
- 楽天銀行とマネーブリッジの連携をする
なるべく自分で調べる工程を省いて楽天証券でつみたてNISAを始めたいという人向けの内容となっておりますので、ぜひ参考にしていただければと思います。
楽天証券でつみたてNISAの口座開設
まずは楽天証券でつみたてNISAの口座開設をしましょう。
口座開設数 | 700万口座(2021年12月) |
つみたてNISA 取り扱いファンド数 | 181本 |
積立金額 | 100円以上 1円単位 |
積立頻度 | 毎月、毎日 |
ボーナス月設定 | 対応* *クレカ決済や毎日積立は利用不可。ただし、増額設定でカバーできる。 |
対応ポイント | 楽天ポイント |
クレカ積立 | 楽天カード 【~2022/9】1% 【2022/9~】0.2%~1%* *人気の低コストファンドは0.2% |
楽天キャッシュ決済 | 【2022/8~】楽天カードから楽天キャッシュへのチャージで0.5% 【2022/8~12】楽天キャッシュでの投信買付で0.5% |
投信マイレージ | 毎月末時点の投資信託の残高に応じて定められた金額に初めて到達した場合に所定の楽天ポイントを進呈 |
銀行連携 | マネーブリッジ(楽天銀行) 普通預金金利が0.1%に(残高300万円まで) |
その他の魅力 | 業界最低水準の手数料 無料の高機能ツールが充実 |
楽天証券でつみたてNISAを始める主なメリットを以下にまとめました。
- つみたてNISA対象ファンド本数181本(主要ネット証券でNo.1)
- 楽天ポイントが貯まる・使える
- クレカ積立や楽天キャッシュ決済が可能
- 楽天銀行との連携(マネーブリッジ)で普通預金金利が0.1%に
- Webサイトやアプリが非常に見やすくて使いやすい
楽天証券はSBI証券と肩を並べる国内トップクラスのネット証券です。
特に楽天市場など楽天のサービスをよく活用する人は相性が良いので、まずは楽天証券の口座を開設しましょう。
証券口座を開設しなければつみたてNISAを始めることはできませんし、つみたてNISAの口座開設は少し時間がかかるため、なるべく早く申し込んでおく方が良いです。
つみたてNISAで投資する商品を決める
楽天証券の口座が開設できたら、つみたてNISAで投資する商品を決めましょう。
つみたてNISAで投資できる商品は金融庁が厳選した長期の積立・分散投資に適した投資信託となっていますが、それでもファンドの本数は200本近くあります。
うち、楽天証券のつみたてNISAで投資できる商品は181本あるので、どのファンドに投資すべきか選べないという人がいるのも無理はありません。
そこで、投資初心者におすすめのファンドを厳選しました。
≫つみたて(積立)NISAで投資すべき銘柄は?【おすすめのインデックスファンドを厳選】
まず、大前提としてこれからつみたてNISAを始める方にはインデックスファンドをおすすめします。
インデックスファンドは以下の3つの理由から投資初心者の方に推奨しています。
- コストが低い
- 投資に関する難しい知識が不要
- 相対的に運用成績が良い
そしてインデックスファンドにも様々な種類のファンドがありますが、特におすすめしているのが三菱UFJ国際投信の「eMAXIS Slim」シリーズです。
「eMAXIS Slim」シリーズは業界最低水準の運用コストを将来にわたってめざし続けており、投信ブロガーを中心に様々な投資家から愛されています。
「eMAXIS Slim」シリーズも連動する指数に応じて様々なラインナップが展開されていますが、10年や20年といった長期スパンで投資ができるのであれば「eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)」を選んでおくと良いです。
ファンド名 | eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー) |
設定日 | 2018/10/31 |
決算日 | 4月25日 |
投資対象 | 全世界株式(日本含む) |
連動指数 | MSCI All Country World Index |
信託報酬 | 0.1144% |
実質コスト | 0.178% |
純資産総額 | 4267.09億円 |
「eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)」1本に投資するだけで日本を含む全世界の株式に幅広く分散投資することができます。
非常に低コストですし、このファンド1本に投資をする場合は特にリバランス等も不要ですので、投資商品が決めきれないという人は参考にしてください。
「投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year」でも3年連続1位に選出されているファンドですし、「eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)」1本に絞って投資をしている人も非常に多いですね。
また、以下の記事では「eMAXIS Slim」シリーズの魅力や他の組み合わせ方についても紹介しているので、気になる方は併せて参照してください。
≫eMAXIS Slimシリーズのおすすめの組み合わせはどれ?つみたてNISA対応の9種類を比較
楽天カードでクレカ積立をする
楽天証券の口座を開設して積立する投資商品が決まったら、楽天カードによるクレカ積立を設定しておくことをおすすめします。
楽天カードでクレカ積立をする主なメリットは以下の3つです。
楽天証券の投信積立サービスで楽天カード決済をすると楽天ポイントが0.2%~1%貯まります(ポイントの付与率は投資信託によって異なる)。クレカ積立だと楽天証券の口座に入金する手間もかかりませんし、無リスクでポイントがもらえるのは嬉しいですね。
別途ポイント利用の設定が必要にはなりますが、毎月の積立時に楽天ポイント、楽天証券ポイントを利用することができます。楽天ポイントは日常生活でもよく貯まるポイントなので、ポイントをうまく投資に回して有効活用しましょう。
マネーブリッジ(楽天銀行と楽天証券の口座連携サービス)の設定と当月30,000円以上のポイント投資(投資信託)をすると、楽天市場のポイントが+0.5倍となります。楽天ポイントの利用は1ポイント以上でOKなので、毎月30,000円以上投信積立を行うのであれば設定を忘れずに。
クレカ積立はつみたてNISAも対応となっているので、せっかく楽天証券でつみたてNISAを始めるのであればクレカ積立の設定をしてポイントをもらっておきましょう。
楽天カードにも様々な種類がありますが、特におすすめの楽天カードは以下の3つです。
いずれのカードも楽天証券によるクレカ積立のポイント還元率は同じになります。
楽天市場でよく買い物をするヘビーユーザーの方は楽天プレミアムカードがおすすめですが、それ以外の方は年会費が永年無料の楽天カードがおすすめです。
楽天カードは私も利用していますが、非常にポイントが貯まりやすくておすすめですよ!
ポイントがザクザク貯まる年会費無料のカード
≫楽天カードの公式HPはこちらまた、2022年8月より楽天証券の投信積立で「楽天キャッシュ決済」が対応となります。
楽天キャッシュは楽天経済圏で利用可能なオンライン電子マネーです。楽天ペイアプリや楽天カード、楽天銀行の預金口座、ラクマの売上金、楽天ウォレットアプリでビットコインなどの暗号資産(現物取引)からのチャージが手数料無料で行えます。
2022年8月の買付分より楽天カードから楽天キャッシュへのチャージで0.5%、さらに楽天キャッシュ決済で投資信託を積み立てると0.5%のポイントが還元されます(2022年8月〜12月の買付分)。
楽天キャッシュ決済がスタートすると、低コストのインデックスファンド(信託報酬のうち楽天証券への代行手数料が年率0.4%未満の銘柄)の積立に関してはクレカ積立(ポイント還元率0.2%)より楽天キャッシュ決済(ポイント還元率0.5%〜1.0%)の方がお得になります。
楽天銀行とマネーブリッジの連携をする
つみたてNISAの手続きとは別になりますが、楽天証券と楽天銀行の口座連携サービス「マネーブリッジ」を申し込んでおくと便利です。
マネーブリッジを申し込むことによって楽天銀行の普通預金金利が年0.10%にアップします。(残高300万円まで)
今の低金利環境において、銀行にお金を預けて年0.10%の金利がもらえるのは非常に大きいですね!
また、「マネーブリッジ」に申し込むと自動スイープの設定も行えるので、楽天銀行と楽天証券間の資金の移動が非常にスムーズになります。
せっかく楽天証券でつみたてNISAを始めるのであれば、様々な楽天のサービスを組み合わせてよりお得に活用しましょう!
まとめ:楽天証券でつみたてNISAを始めよう!
以上、楽天証券のサービスをフル活用したつみたてNISAの始め方を紹介させていただきました。
正直なところ、本記事で紹介した内容を実践していただくだけでも80点は取れるレベルだと思います。
最初の設定等が少しめんどくさいと感じるかもしれませんが、より良くつみたてNISAをスタートするためにこれらの設定だけでもやっておきましょう。
- 楽天証券でつみたてNISAの口座開設をする
- つみたてNISAで投資する商品を決める
- 楽天カードでクレカ積立をする
- 楽天銀行とマネーブリッジの連携をする
つみたてNISAの制度を利用して10年や20年といった長期のスパンで、全世界の株式に低コストで分散投資ができれば将来的にお金が増えている可能性は非常に高いです。
単純につみたてNISAで投資を継続するだけでも運用の成果が得られますが、併せてクレカ積立や楽天キャッシュ決済を利用するとさらにポイントが貯まります。
そして楽天証券と楽天銀行の口座を連携させておけば、普通預金金利が年0.10%にアップします。
楽天証券のサービスをフル活用してつみたてNISAを始めるのは非常におすすめですので、ぜひ楽天証券でつみたてNISAを始めてみてください。